マルチーズ
※当サイトの記事は、プロモーションを含む場合があります。

マルチーズは、その美しい白い被毛と愛らしい表情で多くの人々に愛されている小型犬ですね。一方で、マルチーズによく似た外見を持つ犬種が他にもいろいろ存在することをご存知でしょうか?

初めて見る方にとっては、マルチーズと似てる犬種を見分けるのはなかなか難しいかもしれません。

この記事では、マルチーズに似てる代表的な犬種を5種類ご紹介。それぞれの特徴や違いについて詳しく解説します。

マルチーズと比較して外見や性格の違いのどこが違う?に触れながら、あなたにぴったりの犬種選びのお手伝いをさせていただきますね。

マルチーズに似てる犬種とは?

マルチーズは純白の長い直毛と愛らしい顔立ちが特徴的な小型犬です。

マルチーズに似てる犬種は、主に「ビション・ファミリー」または「ビション系」と呼ばれるグループに属しています。これらの犬種は祖先を同じくする場合が多く、外見や性格に共通点があります。

代表的なビション・ファミリー:マルチーズ ボロニーズ ハバニーズ コトン・ド・テュレアール

マルチーズに似てる犬種を見分けるポイント

マルチーズに似ている犬種を見分けるポイントは、体の大きさ被毛の質感顔の形などです。これから紹介する5種類の犬種は、一見するとマルチーズと間違えやすいですが、それぞれに独自の魅力を持っています。

マルチーズに似てる犬種①:ビションフリーゼ

ビション・フリーゼ

ビションフリーゼはマルチーズと1番間違えられやすい犬種の一つです。両者とも白い被毛を持ちますが、いくつかの重要な違いがあります。

外見の違い

ビションフリーゼはマルチーズよりも体が大きく、身長は約24~29cm、体重は約5~8kgになります。一方、マルチーズは身長約18~23cm、体重は約2~3kgと小さめです。

一番顕著な違いは被毛の質感です。ビションフリーゼはふわふわとした巻き毛(ダブルコート)を持ち、アフロのようなスタイルに整えられることが多いです。対照的に、マルチーズはシルクのようなストレートな被毛(シングルコート)が特徴で、光沢があり地面に届くほど長く伸びることもあります。

性格の違い

ビションフリーゼは辛抱強くフレンドリーな性格で、家族全員と仲良くなる傾向があります。ビションフリーゼは社交的で活発な性格を持ち、他の犬や子供とも上手に接することができるとされています。

一方、マルチーズはより愛情深く、飼い主に対して強い絆を形成します。少し神経質な面もありますが、適切なしつけと社会化で穏やかな性格に育てることができます。

子犬の時期は両犬種とも活発で遊び好きですが、成犬になるにつれてビションフリーゼはより落ち着いた性格になる傾向があります。シニア犬になると、マルチーズの方がより飼い主に依存する傾向が強くなります。

そのため、人間と犬を含めてだれとでも仲良くして欲しいのであればビションファミリーを、飼い主さんひとりにべったりを希望される場合はマルチーズのほうが良さそうです。

マルチーズに似てる犬種②:ボロニーズ

ボロニーズ

ボロニーズはイタリア北部のボローニャ出身の小型犬で、マルチーズと同じビション・ファミリーに属しています。

外見の違い

ボロニーズの体高は25~30cm、体重は3~4kgで、マルチーズ(2~3kg)よりもやや大きめです。マルチーズが細長い顔立ちをしているのに対し、ボロニーズはより丸みを帯びた顔つきをしています。

被毛はどちらも白色ですが、ボロニーズの毛はマルチーズよりもボリュームがあり、柔らかい質感が特徴です。マルチーズの毛がストレートで流れるような印象なのに対し、ボロニーズの毛はふわっとした印象を与えます。

性格の違い

ボロニーズはフレンドリーで人懐っこい性格をしており、見知らぬ人に対しても比較的オープンです。

ボロニーズは落ち着いた性格で、吠えることは少なく、上品な振る舞いをする傾向があるとされています。

マルチーズが時に活発で陽気な性格を見せるのに対し、ボロニーズはより穏やかで落ち着いた性格をしています。子犬の頃から温和な性質を持ち、成犬になってもその特性は変わりません。

そのため、おっとり穏やかな性格のわんちゃんを希望されるのであればボロニーズはおすすめです。

シニア犬になると、両犬種とも落ち着いた生活を好むようになりますが、ボロニーズの方がより適応力が高いと言われています。

マルチーズに似てる犬種③:ハバニーズ

ハバニーズ

ハバニーズはキューバ原産の小型犬で、マルチーズと同様に長い歴史を持つ犬種です。

外見の違い

ハバニーズとマルチーズは同じ祖先を持つと言われており、ウェーブがかった毛や丸く大きな目など、多くの共通点があります。しかし、毛色に大きな違いがあります。マルチーズが基本的に純白一色であるのに対し、ハバニーズはフォーンやブラックなど、様々な毛色があります。

 

また、体格にも違いがあり、ハバニーズは小さくて体重約3kgあるのに対し、マルチーズは大きくて体重約3kgと、ハバニーズの方がやや大きい傾向にあります。

性格の違い

ハバニーズは非常に社交的で明るい性格を持ち、「笑う犬」とも呼ばれるほど表情豊かな犬種です。家族に対して深い愛情を示し、子供や他のペットとも上手に過ごすことができます。

マルチーズも愛情深い犬種ですが、ハバニーズほど社交的ではなく、見知らぬ人に対してはやや警戒心を示すことがあります。

子犬の頃は両犬種とも活発ですが、成犬になるとハバニーズの方がより活発さを維持する傾向があります。シニア犬になっても、ハバニーズは比較的元気で活動的な性格を保ちます。

マルチーズに似てる犬種④:シーズー

シーズー

シーズーは中国原産の小型犬で、マルチーズと同様に長い歴史を持つ愛玩犬です。

外見の違い

シーズーはマルチーズよりも体ががっしりとしており、体重は4~7kgとマルチーズ(2~3kg)よりも重めです。顔立ちも大きく異なり、シーズーは平たい顔が特徴的です。

被毛の質感も異なります。マルチーズが白くシルクのような直毛を持つのに対し、シーズーの毛は長くて密度が高く、様々な色や模様があります。

マルチーズの毛は地面に届くほど長く伸びることがありますが、シーズーの毛はそれほど長くならない傾向があります。

性格の違い

シーズーはフレンドリーで愛情深い性格ですが、マルチーズよりも独立心が強い傾向があります。シーズーは自分の時間を大切にし、一人で過ごすことも苦にしません。

マルチーズは飼い主に対してより依存的で、常に一緒にいたいと思う傾向があります。

子犬の頃はどちらも活発ですが、成犬になるとシーズーの方がより落ち着いた性格になります。シニア犬になると、シーズーはより頑固になることがありますが、マルチーズは穏やかさを増す傾向があります。

大型犬と比べると、シーズーもマルチーズも室内での飼育に適しており、アパートなどの限られたスペースでも快適に過ごすことができます。

マルチーズに似てる犬種⑤:コトン・ド・テュレアール

コトン・ド・テュレアール

コトン・ド・テュレアールはマダガスカル原産の小型犬で、マルチーズと似た外見を持ちますが、日本では一般的にあまり知られていない犬種です。

外見の違い

コトン・ド・テュレアールの体高は約23~28cm、体重は3.5~6kgで、マルチーズよりもやや大きめです。被毛は綿のように柔らかく、マルチーズのシルクのような質感とは異なります。

また、コトン・ド・テュレアールの毛色は主に白ですが、耳や体に薄い色の斑点があることが多く、完全な純白であるマルチーズとは異なります。顔つきもマルチーズより丸みがあり、目の周りの毛が短いのが特徴です。

性格の違い

コトン・ド・テュレアールは非常に賢く、訓練しやすい犬種です。社交的で遊び好きな性格を持ち、家族全員と良好な関係を築くことができます。

マルチーズも賢い犬種ですが、コトン・ド・テュレアールほど訓練に向いているわけではありません。子犬の頃は両犬種とも活発ですが、成犬になるとコトン・ド・テュレアールの方がより活発さを維持します。シニア犬になっても、コトン・ド・テュレアールは比較的元気で好奇心旺盛な性格を保ちます。

マルチーズと似てる犬種の比較表

以下の表で、マルチーズと似てる犬種5種類の主な特徴を比較してみましょう。

犬種 原産国 体高 体重 被毛の特徴 性格
マルチーズ マルタ 20~25cm 2~3kg シングルコート、純白、直毛 陽気で明るいが神経質な面あり
ビションフリーゼ フランス 24~29cm 5~8kg ダブルコート、純白、巻き毛 フレンドリーで辛抱強い
ボロニーズ イタリア 25~30cm 3~4kg シングルコート、純白、ボリューム感 フレンドリーで人懐っこい
ハバニーズ キューバ 22~29cm 3~6kg 様々な色、ウェーブのある毛 社交的で明るい
シーズー 中国 20~28cm 4~7kg 長毛、様々な色 フレンドリーで独立心がある
コトン・ド・テュレアール マダガスカル 23~28cm 3.5~6kg 綿のような柔らかい毛、主に白 賢く社交的

まとめ:マルチーズに似てる犬種の選び方

マルチーズに似てる犬種はそれぞれに魅力的な特徴を持っています。どの犬種を選ぶかは、あなたのライフスタイルや好みによって異なります。

  • 活発な犬が欲しい方:ハバニーズやコトン・ド・テュレアールがおすすめです。
  • 穏やかな性格の犬が欲しい方:ボロニーズやシーズーが適しています。
  • 社交的な犬が欲しい方:ビションフリーゼが良いでしょう。
  • 小さめの犬が欲しい方:マルチーズがベストです。

子犬から成犬、そしてシニア犬になるまでの長い時間を共に過ごすことになるので、それぞれの犬種の特性をよく理解した上で選ぶことが大切です。また、大型犬と比べると、これらの小型犬種は室内での飼育に適しており、比較的飼いやすいと言えます。

どの犬種も適切なケアとトレーニングを行えば、素晴らしい家族の一員となることでしょう。マルチーズに似てる犬種の中から、あなたにぴったりの子を見つけてくださいね。

 

知っておきたい!愛犬の健康のためのドッグフード5つのチェックポイント
大切なわんちゃんのために、愛犬に与えているドッグフードの原材料をチェックしてみましょう!
①「たんぱく質」の望ましい割合
②「脂質」の望ましい割合
③原材料表示のトップは何?
④正しい穀物類の判定方法
⑤添加物(避けておきたい成分)

詳しくはこちら・・・

この記事を書いた人

Tくん
20年近くWEBに携わる。様々なメディアサイト運営経験あり。人の健康情報や民間療法などに関心があることを活かして、ドッグフードの記事を書いています。記事は可能な限りファクトチェックしています。