ゴールデンレトリバーに似てる犬種5選!絶対知っておきたい違いを徹底解説
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ゴールデンレトリバーは、その優しい性格と美しい被毛で世界中で愛されている大型犬です。一方で、ゴールデンレトリバーに似ている犬種は世の中にたくさん存在します。

本記事では、ゴールデンレトリバーに似てる代表的な犬種を5種類紹介し、それぞれの特徴や違いについて詳しく解説します。

ゴールデンレトリバーに似てる犬種を選ぶときのポイント

ゴールデンレトリバーは、その温厚な性格と知性の高さから、家族向けのペットとして非常に人気があります。また、盲導犬や救助犬としても活躍する多才な犬種です。

ゴールデンレトリバーに似てる犬種は、見た目は似ているけど性格や飼いやすさが全然違う場合があり、探す際は、外見だけでなく性格や特性まで考慮することが大切です。

それでは、ゴールデンレトリバーに似ている犬種を詳しく見てみましょう。

ラブラドールレトリバー:ゴールデンレトリバーに似てる犬種①

一番似てる犬種

ラブラドールレトリバー

ラブラドールレトリバーは、ゴールデンレトリバーと一番間違えられやすい犬種です。

アメリカンケネルクラブ(AKC:1884年に米国で設立されたケネルクラブで、全純粋犬種の犬籍管理などを統括している愛犬家団体)によると、米国ではラブラドールレトリバーはゴールデンレトリバーと並んでトップクラスで人気のある犬種の一つとされています。

外見の違い

ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーの一番明確な違いは被毛です。ゴールデンレトリバーは長く豊かな被毛を持つのに対し、ラブラドールレトリバーは短く密な被毛が特徴です。

また、カラーバリエーションも異なります。ゴールデンレトリバーはその名の通りゴールドやクリーム色が基本ですが、ラブラドールレトリバーはブラック、チョコレート、イエローの3色が一般的です。

ラブラドールレトリバー ブラック ラブラドールレトリバー チョコレート  ラブラドールレトリバー

性格の違い

両犬種とも友好的で賢く、家族向けの犬種ですが、微妙な性格の違いがあります。

ゴールデンレトリバー
穏やかで家族に対する愛情が深い傾向があります。子犬の時期からシニア犬になるまで、一貫して落ち着いた性格を持つことが多いです。

ラブラドールレトリバー
より活発で遊び好きな性格です。特に子犬から成犬になる過程でエネルギッシュな面が目立ちます。

飼育上の注意点

ゴールデンレトリバーは長い被毛のため、毎日のブラッシングが必要です。特に季節の変わり目には抜け毛が多くなるため、こまめなケアが必要になります。

一方、ラブラドールレトリバーは短毛ですが、寒さから身体を守るために食べ過ぎる傾向があり、肥満になりやすいという特徴があります。適切な食事管理と運動が重要です。

ノヴァスコシアダックトーリングレトリバー:ゴールデンレトリバーに似てる犬種②

小型版ゴールデンレトリバー

ノヴァスコシアダックトーリングレトリバー

 

ノヴァスコシアダックトーリングレトリバーは、ゴールデンレトリバーに似ているものの、やや小型の犬種です。カナダ原産のこの犬種は、アメリカでは「ゴールデンレトリバーの代替犬種」として注目されています。

外見の違い

ノヴァスコシアダックトーリングレトリバーはゴールデンレトリバーと似た体型と顔立ちを持ちますが、サイズが小さいのが特徴です。

ゴールデンレトリバー
体高約51~61cm、体重約25~34kg。大型犬に分類されます。
詳細(体高がオス58~61cm、メス54~57cm、体重はオス30~34kg、メス25~30kg)

ノヴァスコシアダックトーリングレトリバー
体高約43~53cm、体重約16~24kgとゴールデンレトリバーよりもコンパクトです。

被毛の色も、ゴールデンレトリバーがゴールドやクリーム色なのに対し、ノヴァスコシアダックトーリングレトリバーは一般的に赤みがかった茶色で、胸や顎、鼻先に白い斑点があることが多いです。

性格の違い

両犬種とも知性が高く愛情深い性格ですが、ノヴァスコシアダックトーリングレトリバーはより高いエネルギーレベルを持ち、運動量が多く必要です。

ノヴァスコシアダックトーリングレトリバーはゴールデンレトリバーよりも「非常に高い」運動要求があるとされています。それだけ活発ということですね。また、やや甘えん坊で頑固な一面もあるようです。

飼育上の注意点

ノヴァスコシアダックトーリングレトリバーは、その高いエネルギーレベルから、広い庭やスペースが必要とされています。アパートでの飼育には向かないとされる一方、ゴールデンレトリバーはアパートでも飼育可能とされています。

子犬の時期から適切な運動と精神的刺激を与えることが、この犬種を飼う上で重要なポイントです。

チェサピークベイレトリバー:ゴールデンレトリバーに似てる犬種③

力強い体つきで似てる犬種

チェサピークベイレトリバー

チェサピークベイレトリバーは、アメリカ原産のレトリバー犬種で、ゴールデンレトリバーと同じレトリバーファミリーに属しています。見た目は似ていますが、より力強い体つきが特徴です。

外見の違い

チェサピークベイレトリバーはゴールデンレトリバーと似たサイズですが、より筋肉質で力強い体格をしています。

ゴールデンレトリバー
体高約51~61cm、体重約25~34kg。

チェサピークベイレトリバー
体高約58~66cm、体重約29~36kgと、ゴールデンレトリバーと同等かやや大きめのサイズです。

被毛に関しては、ゴールデンレトリバーが長く柔らかい被毛を持つのに対し、チェサピークベイレトリバーは短く波打つ防水性の被毛を持ち、触るとやや油っぽい感触があります。色は主に茶色系で、ゴールデンレトリバーのような明るい金色ではありません。

性格の違い

アメリカの犬種比較サイトによると、チェサピークベイレトリバーはゴールデンレトリバーよりもやや控えめな性格で、見知らぬ人に対してはより慎重な態度を取る傾向があります。

ゴールデンレトリバー
非常に社交的で、誰に対しても友好的です。

チェサピークベイレトリバー
家族に対しては忠実ですが、見知らぬ人や他の犬に対してはより警戒心が強いです。

また、子犬の時期からしっかりとした社会化が必要で、特に小さな子供との接触には注意が必要です。成犬になってからも、その独立心の強さから、ゴールデンレトリバーよりもしつけが難しい場合があります。

飼育上の注意点

チェサピークベイレトリバーは元々狩猟犬として開発された犬種で、その本能が強く残っています。そのため、十分な運動と精神的刺激が必要です。また、その独立心の強さから、一貫したしつけが重要になります。

シニア犬になっても活発さを失わないことが多いので、生涯を通じて適切な運動を提供することが大切です。

アイリッシュセッター:ゴールデンレトリバーに似てる犬種④

優雅な赤毛の大型犬

アイリッシュセッター

アイリッシュセッターは、その美しい赤褐色の被毛と優雅な姿でゴールデンレトリバーに似た印象を与える犬種です。

イギリス原産のこの犬種は、スポーティングドッグとしてゴールデンレトリバーと同様の役割を持っています。

外見の違い

アイリッシュセッターはゴールデンレトリバーよりもスリムで優雅な体型をしています。

ゴールデンレトリバー
体高約51~61cm、体重約25~34kg。

アイリッシュセッター
体高約58~69cm、体重約23~32kgと、ゴールデンレトリバーよりも背が高く、体重はやや軽めです。

一番顕著な違いは被毛の色で、アイリッシュセッターは鮮やかな赤褐色または栗色の被毛を持ち、ゴールデンレトリバーのような金色ではありません。また、アイリッシュセッターの耳はゴールデンレトリバーよりも長い傾向があります。

性格の違い

両犬種とも友好的で家族向けの犬種ですが、アイリッシュセッターはより活発でエネルギッシュな性格をしています。

アメリカの犬種比較サイトによると、アイリッシュセッターはゴールデンレトリバーよりも「やんちゃで活発」とされており、特に子犬から成犬になるまでの時期は非常に活動的です。

また、アイリッシュセッターはゴールデンレトリバーよりも独立心が強く、しつけにはより多くの忍耐と一貫性が必要とされています。

飼育上の注意点

アイリッシュセッターは非常に高いエネルギーレベルを持つため、毎日の十分な運動が必須です。運動不足はストレスや問題行動の原因になる可能性があります。

また、長い被毛のため、ゴールデンレトリバー同様に定期的なグルーミングが必要です。特に耳や足の間の毛は絡まりやすいので注意が必要です。

フラットコーテッドレトリバー:ゴールデンレトリバーに似てる犬種⑤

黒い被毛の犬種

フラットコーテッドレトリバーは、ゴールデンレトリバーと体型が似ていますが、主に黒い被毛を持つ犬種です。イギリス原産のこの犬種は、レトリバーファミリーの中でも古い歴史を持ちます。

外見の違い

フラットコーテッドレトリバーはゴールデンレトリバーと似た体格を持ちますが、被毛の色と質感が大きく異なります。

ゴールデンレトリバー
金色からクリーム色の長い波打つ被毛が特徴です。

フラットコーテッドレトリバー
主に黒または肝色の平らでまっすぐな被毛が特徴で、名前の通り「フラット(平ら)」な被毛を持ちます。

サイズ的には両犬種とも大型犬に分類されますが、フラットコーテッドレトリバーはやや細身の印象があります。

性格の違い

フラットコーテッドレトリバーもゴールデンレトリバーと同様に、知性が高く訓練しやすい犬種です。しかし、いくつかの性格の違いがあります。

イギリスのドッグブリーダーによると、フラットコーテッドレトリバーはゴールデンレトリバーよりもやや敏感で、より早熟な傾向があるとされています。子犬の時期から適切な社会化が重要で、成犬になってからも繊細な一面を持ち続けることが多いです。

また、フラットコーテッドレトリバーはゴールデンレトリバーほど見知らぬ人に対してオープンではなく、より家族中心の傾向があります。

飼育上の注意点

フラットコーテッドレトリバーは、その知性の高さから精神的刺激を必要とします。単なる運動だけでなく、トレーニングやゲームなど、頭を使う活動を取り入れることが重要です。

また、敏感な性格から、厳しいしつけ方法には向いていません。ポジティブな強化を用いた優しいトレーニング方法が効果的です。

シニア犬になっても知的好奇心は衰えないことが多いので、年齢に合わせた適切な刺激を提供し続けることが大切です。

まとめ:ゴールデンレトリバーに似てる犬種の選び方

ゴールデンレトリバーに似てる犬種はそれぞれ独自の魅力を持っています。どの犬種を選ぶかは、飼い主さんのライフスタイルや好みによって異なります。

ラブラドールレトリバー:人気が高く、短い被毛でケアが比較的簡単、活発で遊び好きな性格
ノヴァスコシアダックトーリングレトリバー:小型版ゴールデンレトリバーとも言える、エネルギッシュな性格
チェサピークベイレトリバー:力強く独立心が強い、より警戒心のある性格
アイリッシュセッター:優雅で美しい赤毛の被毛、非常に活発でエネルギッシュ
フラットコーテッドレトリバー:黒い直毛の被毛、知的で少し敏感な性格

大型犬を飼う際は、十分なスペースと運動環境、そして適切なしつけが重要です。

子犬から成犬、そしてシニア犬になるまでの長い期間、責任を持って世話をすることが飼い主に求められます。

ゴールデンレトリバーに似てる犬種を選ぶ場合は、外見だけでなく性格や必要なケアや運動量なども考慮して、ぜひご自身の生活に一番合った犬種を選んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

Tくん
20年近くWEBに携わる。様々なメディアサイト運営経験あり。人の健康情報や民間療法などに関心があることを活かして、ドッグフードの記事を書いています。記事は可能な限りファクトチェックしています。